【初心者向け!】phpMyAdminでデータベースの管理や操作を行う!

phpMyAdminを使用すると誰でも簡単にデータベースの管理や操作を行うことができます。

phpMyAdminとはWebブラウザ画面でMySQLデータベースを管理するツールであり、データを追加したり、データの上書き、データの削除などをSQL文を1から作成することなく簡単に操作することができます。

今回はphpMyAdminの以下の使い方について初心者の方でもデータベースの管理や操作できるように解説していきます。

⚫︎ テーブルを作成するSQL文
⚫︎ テーブルのデータの上書きするSQL文
⚫︎ テーブルのデータの削除するSQL文
⚫︎ テーブルのデータを検索するSQL文
⚫︎ テーブルの条件を指定する句

⚫︎ テーブルのデータの上書きするSQL文
⚫︎ テーブルのデータの削除するSQL文
⚫︎ テーブルの条件を指定する句

phpMyAdmin(ピーエイチピーマイアドミン)とは

phpMyAdmin(ピーエイチピーマイアドミン)とはWebブラウザ画面でMySQLデータベースを管理するツールであり、データを追加したり、データの上書き、データの削除などをSQL文を作成することなく簡単に操作することができます。

また、phpMyAdminはフリーなソフトウェアであることから、個人や企業を問わず広く利用されています。

phpMyAdminの基本的な使い方

phpMyAdminの基本的な使い方を紹介していきます。

SQL文の注意点

SQL文を記述する時、大文字と小文字は特に区別されません。
大体のサイトや本の解説では大文字で記述されていますが、特に決まりがあるわけではありません。

そのため、SQL文は大文字、小文字どちらを使用しても大丈夫です。

また、コラムの値には'(シングルクォーテーション)か”(ダブルクォーテーション)で囲む必要があり、SQL文の最後には「;」をつけるようにしましょう。

テーブルを作成するSQL文(Create)

テーブルを作成するならCreate文を使用します。
Create文はテーブルを作成するSQL文となります。

Create文の構文は下記となります。

テーブル名に続いてカラム名と型を指定することで指定したカラムが入ったテーブルを作成することができます。

また、[New]を押してもテーブルを作成することができます。
SQLにまだ慣れていない方はこちらを使用しましょう。

テーブルにデータを追加するSQL文(Insert)

テーブルにデータを追加するならInsert文を使用します。
Insert文は作ったテーブルにデータを挿入するSQL文となります。

Insert文の構文は下記となります。

テーブル名に続いてカラム名 = 値を指定することで指定したカラムにデータを追加することができます。

また、下記の構文でもInsert文は可能です。

テーブル名に続いてカラム名を指定し、Valuesに続いて値を指定することでカラムにデータを追加することができます。

テーブルのデータの上書きするSQL文(Update)

テーブルのデータの上書きするならUpdate文を使用します。
Update文はデータを変更するSQL文となります。

Update文の構文は下記となります。

テーブル名に続いてカラム名と値を指定することで指定したカラムのデータを値1に全て上書きします。
もし、カラム1のある値のみを上書きしたい場合はWhere句を使って条件を指定しましょう。

テーブルのデータの削除するSQL文(Delete)

テーブルのデータの削除するならDelete文を使用します。
Delete文は挿入したデータを削除するSQL文となります。

Delete文の構文は下記となります。

テーブル名に続いてwhere句で条件指定することで指定した条件に値するデータのみを削除することができます。

テーブルのデータを検索するSQL文(Select)

テーブルのデータを検索するならSelect文を使用します。
Select文はテーブルのデータを検索するSQL文となります。

Select文の構文は下記となります。

Selectとfromの間にカラムを指定し、fromの後にテーブル名を指定することで指定したテーブル名のカラムのデータを検索します。

また、テーブルのデータ全てを取り出したい場合はSelectとfromの間に「*」を指定します。

テーブルの条件を指定する句(Where)

テーブルの条件を指定するならWhere句を使用します。
Where句はテーブルのデータを扱う際の条件を指定する句となります。

Where句の構文は下記となります。

whereは文の後ろに記述する形となります。
今回は、Select文の後ろにWhere句を記述していますが、Whereの後ろに条件式を記述することで条件文に合うデータのみを検索するようになります。

whereによって条件に合うデータのみが検索されています。
whereはSeletc文だけでなくDelete文やUpdate文にも使用できますので自由自在にデータを操作することができます。

whereはSQLの操作ではよく使われますので必ず覚えておくようにしましょう。

phpMyAdminの応用的な使い方

続いてphpMyAdminの応用的な使い方について紹介していきます。

テーブルのデータを並び替える(Order by句)

テーブルのデータを並び替えるならOrder by句を使用します。
Order by句はテーブルのデータ並び替えることできます。

Order by文の構文は下記となります。

テーブル名の後にOrder byをすることでテーブル名のデータをカラム1の順番に並び替えます。

カラム1の後にASCもしくは何も指定しない場合はカラム1の昇順に並び替えられ、DESCを指定した場合は降順に並び替えられます。

テーブルのテータの集計をする(Group by句)

テーブルのテータの集計をするならGroup by句を使用します。
Group by句はテーブルに保存されているデータの同じ項目を集める句となります。

Group by句の構文は下記となります。

Group byの後ろにカラム1を指定することで指定したカラム1のデータで同じ値のもの同士に並び替えることができます。

そのため、カラム1のあるデータがどのくらいあるのか集計しやすくなります。

テーブルを外部結合する(Left join句/Right join句)

テーブルを外部結合するならLeft join句かRight join句を使用します。
Left join句やRight join句はテーブル同士を結合する句となります。

Left join句やRight join句の構文は下記となります。

Left joinの後にテーブル1と結合したい結合テーブルを指定し、Onの後にテーブル1と結合テーブルのカラムを基準としてテーブルの結合を行います。

また、Left join場合は左側のテーブルが基準となり、Right joinの場合は右側のテーブルが基準となってテーブルの結合が行われます。
基本的には基準のテーブルが異なるだけなので、Left joinだけ覚えておけば良いです。

phpMyAdminを実践的に使用する

phpMyAdminを実践的に使用しているケースを見てみます。

お問い合わせフォームのデータ

お問い合わせ画面でユーザーが内容を入力して送信を行った場合、入力した内容がデータベースに保存されています。
データベースに保存することで、どのくらいの人がどのような内容で問い合わせているのか確認できますし、どのくらいの年齢層が多いのかなども集計することができます。

お問い合わせ画面などのフォーム画面を作成する際は、データベースと繋げてデータを管理しましょう。

今回のポイント

phpMyAdminでデータベースを管理

⚫︎ phpMyAdminとはWebブラウザ画面でMySQLデータベースを管理するツールであり、データを追加したり、データの上書き、データの削除などをSQL文を作成することなく簡単に操作することができる

⚫︎ phpMyAdminでテーブルを作成するならCreate文を使用する

⚫︎ phpMyAdminでテーブルにデータを追加するならInsert文を使用する

⚫︎ phpMyAdminでテーブルのデータを検索するならSelect文を使用する

⚫︎ phpMyAdminでテーブルの条件を指定するならWhere句を使用する

⚫︎ phpMyAdminでテーブルのデータを並び替えるならOrder by句を使用する

⚫︎ phpMyAdminでテーブルのテータの集計をするならGroup by句を使用する

⚫︎ phpMyAdminでテーブルを外部結合するならLeft join句かRight join句を使用

⚫︎ データベースを使用している実践的な例として、お問い合わせフォームのデータを保存するケースがある

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株式会社flyhawkのSTです。フライテックメディア事業部でのメディア運営・ライター業務なども担当。愛機はMac Book AirとThinkPad。好きな言語:swift、JS系(Node.js等)。好きなサーバー:AWS。受託開発やプログラミングスクールの運営をしております。ご気軽にお問い合わせください。

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