【Python】辞書(dict)型の使い方を解説!サンプルコード付き!

変数には、「キーと値を組み合わせた」dictionary(辞書)という型があります。
辞書を使用することで、特定の要素を検索したり、追加や削除も簡単にできます。
また、キーを検索してそのキーに対する値を取り出すこともできます。

今回は辞書(dict)型の以下の内容について解説していきます。
辞書型の書き方
要素を追加、削除、変更、参照する方法
辞書で使用できるメソッド

辞書(dict)型とは

辞書(dict)型とはディクショナリ(dictionary)型と呼ばれる配列の一種であり、 キーと値のペアを要素しとして 管理できるデータ型となります。
リストやタプルでは要素の並び順が決まっていて、インデックスを使って参照します。
これに比べて「辞書」は、要素に付けた名前(キー)を使って参照します。

辞書(dict)型の書き方

辞書(dict)型の構文は下記となります。

辞書の要素は

のようにキーと値のペアで構成されます。 キーに使うのは、文字列でも数値でも何でもかまいません。
なお、辞書の要素は書き換え可能ですが、キーだけの変更はできません。
変更する場合は要素(キー:値)ごと削除して、新しい要素を追加することになります。

辞書(dict)型を使ったサンプルコード

辞書(dict)型を使ったサンプルコードを見てみます。

出力結果

{‘1’: ‘リンゴ’, ‘2’: ‘トマト’, ‘3’: ‘イチゴ’}

redという辞書型の変数に、キーと要素を辞書型の変数に格納し、print()を使って表示しています。

また、辞書にはリストと違って 「順序」という概念がありません。
どのキーとどの値のペアかという情報のみが保持されています

辞書(dict)型の基本的な使い方

辞書型の基本的な使い方を紹介します。

辞書を作成する

{キー :値}に値を格納することで辞書を作成することができます。{

出力結果

{‘A’:’Apple’, ‘B’: ‘Ball’, ‘C’: ‘Cat’}

要素を参照する

辞書に登録した要素を参照するには、リストと同じようにブラケット([])を使います。

出力結果

‘Apple’

要素を追加する

作成済みの辞書に新しい要素を追加します。

出力結果

{‘A’: ‘Apple’, ‘B’: ‘Ball’, ‘C’: ‘Cat’, ‘D’: ‘Desk’}

要素を変更する

キーを指定して代入を行うと、登録済み の値を変更できます。

出力結果

{‘A’: ‘Apple’, ‘B’: ‘Ball’, ‘C’: ‘Cold,}

要素を削除する

要素の削除はdel演算子で行います。

出力結果

{‘A’: ‘Apple’, ‘B’: ‘Ball’, ‘C’: ‘Cat’}

キーをまとめて取得する場合

辞書の要素は、forを使ってイテレート(反復処理)できます。
辞書そのものをforで イテレートした場合、要素のキーのみが取り出されます。

出力結果

A
B
C
D

また、key()メソッドを使ってキーを取り出すこともできます。

出力結果

dict_keys([‘A’, ‘B’, ‘C’, ‘D’])

辞書の値だけを取得する場合

辞書の値はvalues()メソッドを使ってまとめて取得することができます。

出力結果

dict_values([‘Apple’, ‘Ball’, ‘Cat’, ‘Desk’])

また、values()の戻り値をforを使ってイテレートすることもできます。

出力結果

Apple
Ball
Cat
Desk

辞書の要素を一気に取得する場合

item()メソッドでキーと値のペアを全て取得することができます。

出力結果

dict_items([(‘A’, ‘Apple’), (‘B’, ‘Ball’), (‘C’, ‘Cat’), (‘D’, ‘Desk’)])

辞書に辞書を追加する場合

update()メソッドを使用することで辞書の要素を別の辞書にコピーすることができます。
追加される辞書に同じキーがあり場合は上書きされます。

出力結果

{‘A’: ‘Apple’, ‘B’: ‘Ball’, ‘C’: ‘Cat’, ‘D’: ‘Desk’, ‘E’: ‘Eye’, ‘F’: ‘Foot’, ‘G’: ‘golf’, ‘H’: ‘hand’}

辞書の要素を一気にコピーする場合

copy()メソッドで、辞書の要素をまとめてコピーできます。
参照ではなくオブジェクトそのものがコピーされます。

出力結果

{‘A’: ‘Apple’, ‘B’: ‘Ball’, ‘C’: ‘Cat’, ‘D’: ‘Desk’, ‘E’: ‘Eye’, ‘F’: ‘Foot’, ‘G’: ‘golf’, ‘H’: ‘hand’}
{‘A’: ‘Apple’, ‘B’: ‘Ball’, ‘C’: ‘Cat’, ‘D’: ‘Desk’, ‘E’: ‘Eye’, ‘F’: ‘Foot’, ‘G’: ‘golf’, ‘H’: ‘hand’}

辞書の要素を全て削除する場合

clear()メソッドで辞書から全てのキーと値を削除することができます。

出力結果

{}

Writer
壷井

壷井

株式会社flyhawkの壷井です。フライテックメディア事業部でのメディア運営・ライター業務なども担当。愛機はMac Book AirとThinkPad。好きな言語:swift、JS系(Node.js等)。好きなサーバー:AWS。受託開発やプログラミングスクールの運営をしております。ご気軽にお問い合わせください。

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