【Java】3分あればOK!Dateクラスを使って日時データを扱う!
Dateクラスを使用することで日時のデータを扱うことができます。
日付データは、現場でも扱うことが多く、また、基本な内容ですので押さえておくべきでしょう。
Dateクラスは日時のデータを扱えると思いがちかと思いますが、結論から言うと、Dateクラスは日時のデータを保持するだけのクラスとなるため、複雑な処理は行えません。
しかし、Dateformatクラスを使用することで日付のフォーマットを変更して出力することができたり、Calenderクラスを使用することで日時の計算を行うことができます。
今回はDateクラスを使って日時のデータを扱っていきます。
⚫︎ 現在日時を取得する場合
⚫︎ 現在日時をミリ秒で取得する場合
⚫︎ 日付を比較する場合
また、Dateformatクラス、Calenderクラスを使って日付を扱う方法についても紹介していきます。
目次
Dateクラスとは
Dateクラスとは日時のデータを保持するだけのクラスとなります。
日時のデータを保持するだけのクラスであるため、日付情報の保持は可能ですが日付の計算はできません。
Dataクラスの書き方
Dateクラスの構文は下記となります
1 |
import java.util.Date; |
Dateクラスの使用するために、インポートする必要があり、インポートすることでDateクラスのメソッドがえるようになります。
Dateクラスの基本的な使い方
Dateクラスの基本的な使い方について紹介していきます。
現在日時を取得する場合
現在日時を取得するには、Dateクラスのインスタンスを作成します。
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// 現在日時を取得する import java.util.Date; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { // 現在日時を取得する Date dt = new Date(); System.out.println("Date:" + dt); } } |
出力結果
Date:Mon Aug 10 01:01:35 UTC 2020
デフォルトコンストラクタを使ってDateのインスタンスを作成し、システム日時を表示しています。
現在日時をミリ秒で取得する場合
現在日時をミリ秒で取得するには、System.currentTimeMilisメソッドを使用します。
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// 現在日時を取得する import java.util.Date; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { // 現在日時を取得する long mltime = System.currentTimeMillis(); System.out.println("long:" + mltime); } } |
出力結果
long:1597021704184
System.currentTimeMillisメソッドを呼び出すと、現在日時をlong型で取得することができます。
これは、1970年1月1日午後0時からの経過ミリ秒となっています。
プリミティブ型で日付情報を保持するには、このlong型を使用します。
日付を比較する場合
日付を比較するには、Dateクラスのbefore、after、compareTo、equalsメソッドを使用します。
日付を比較するについてはこちらをご参考ください。
Dateformatクラス
Dateformatクラスは日時のデータの書式を変えて出力する際に使用されます。
Dateformatクラスを使って日時のデータの書式を変えて出力する方法についてはこちらをご参考ください。
Calenderクラス
Calenderクラスは日付の計算を行う際に使用されます。
Calenderクラスは抽象なクラスなので、地域に合わせた実装クラスを用意することになります。
Javaではグレゴリオ暦、和暦、タイ仏暦が用意されています。
また、Calenderクラスはロケール、タイムゾーン情報も保持するため、時差を考慮した処理も行えます。
Calenderクラスを使って日付を計算する方法ついてはこちらをご参考ください。
今回のポイント
日時データを扱うにはDateクラス使用する
⚫︎ Dateクラスは日時のデータを保持するだけのクラスである
⚫︎ 現在日時を取得するにはDateクラスのインスタンスを作成する
⚫︎ 現在日時をミリ秒で取得するにはSystem.currentTimeMilisメソッドを使用する
⚫︎ 日時を比較するにはDateクラスのbefore、after、compareTo、equalsメソッドを使用する
⚫︎ Dateformatクラスを使用することで日付のフォーマットを変更して出力することができる
⚫︎ Calenderクラスを使用することで日時の計算を行うことができる
ST
株式会社flyhawkのSTです。フライテックメディア事業部でのメディア運営・ライター業務なども担当。愛機はMac Book AirとThinkPad。好きな言語:swift、JS系(Node.js等)。好きなサーバー:AWS。受託開発やプログラミングスクールの運営をしております。ご気軽にお問い合わせください。