【Java】3分で理解!sizeを使ってリスト(List)の要素数を調べる!
リスト(List)から要素を取り出す場合にはListクラスのsizeメソッドを使用します。
Listクラスのsizeメソッドは、リストの要素数を調べるメソッドです。
リストはデータを追加したり、削除したりすることがある為、リストに今どのくらい要素が入っているのかわからなくなることがあります。
そのような場合にsizeメソッドを使うと要素数を知ることができて便利です。
今回はListクラスのsizeメソッドを使って以下の場合でリスト(List)の要素数を調べていきます。
⚫︎ リストの要素数を調べる場合
⚫︎ リストの要素が空の状態でリストの要素を調べる場合
⚫︎ リストの要素の上書き後にリストの要素数を調べる場合
⚫︎ リストの要素の要素の追加後にリストの要素数を調べる場合
⚫︎ リストの要素の要素の削除後にリストの要素数を調べる場合
目次
sizeメソッドとは
Listクラスのsizeメソッドは、リストの要素を取得するメソッドとなります。
sizeメソッドの書き方
sizeメソッドの構文は下記となります。
1 |
list.size(); |
sizeメソッドを呼び出すことでsizeの前に指定したリストの要素数を調べることができます。
リストの要素数を調べるサンプルコード
リストの要素数を調べるサンプルコードを紹介します。
リストの要素数を調べる場合
例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 |
// リストの要素数を調べる import java.util.ArrayList; import java.util.List; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { // リストを作成 List<String> list1 = new ArrayList<String>(); // リストに要素を追加 list1.add("あいうえお"); list1.add("かきくけこ"); list1.add("さしすせそ"); System.out.println("リストの要素数:" + list1.size()); } } |
出力結果
リストの要素数:3
sizeメソッドでリストの要素数をカウントしています。
要素が空の状態でリストの要素を調べる場合
例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 |
// リストの要素数を調べる import java.util.ArrayList; import java.util.List; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { // リストを作成 List<String> list2 = new ArrayList<String>(); System.out.println("リストの要素数:" + list2.size()); } } |
出力結果
リストの要素数:0
リストの要素がからの場合、sizeメソッドは0を返しています。
要素の上書き後にリストの要素数を調べる場合
例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 |
// リストの要素数を調べる import java.util.ArrayList; import java.util.List; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { // リストを作成 List<String> list2 = new ArrayList<String>(); // リストに要素を追加 list2.add("あいうえお"); list2.add("かきくけこ"); list2.add("さしすせそ"); System.out.println("リストの要素数(上書き前):" + list2.size()); // 要素の上書き list2.set(1, "カキクケコ"); System.out.println("リストの要素数(上書き後):" + list2.size()); } } |
出力結果
リストの要素数(上書き前):3
リストの要素数(上書き後):3
要素を上書きした為、要素数は変わりません。
要素の追加後にリストの要素数を調べる場合
addメソッドに要素数以上のインデックスを指定してみます。
例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 |
// リストの要素数を調べる import java.util.ArrayList; import java.util.List; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { //リストを作成 List<String> list3 = new ArrayList<String>(); // リストに要素を追加 list3.add("あいうえお"); list3.add("かきくけこ"); list3.add("さしすせそ"); System.out.println("リストの要素数(追加前):" + list3.size()); // 要素の追加 list3.add(3, "カキクケコ"); System.out.println("リストの要素数(追加後):" + list3.size()); } } |
出力結果
リストの要素数(追加前):3
リストの要素数(追加後):4
要素の追加後でもsizeメソッドは追加した要素をカウントしています。
要素の削除後にリストの要素数を調べる場合
例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 |
// リストの要素数を調べる import java.util.ArrayList; import java.util.List; public class Main { public static void main(String[] args) throws Exception { // リストを作成 List<String> list4 = new ArrayList<String>(); // リストに要素を追加 list4.add("あいうえお"); list4.add("かきくけこ"); list4.add("さしすせそ"); System.out.println("リストの要素数(削除前):" + list4.size()); // 要素を削除 list4.remove(2); System.out.println("リストの要素数(削除後):" + list4.size()); } } |
出力結果
リストの要素数(削除前):3
リストの要素数(削除後):2
要素の削除後でもsizeメソッドは削除した要素を省いてカウントしています。
今回のポイント
sizeでリストの要素数を取得
リストの要素数を調べるにはListクラスのsizeメソッドを使用する
⚫︎ Listクラスのsizeメソッドでそのリストに格納されている要素数を返す
⚫︎ リストの要素が空の状態でリストの要素を調べる場合、sizeメソッドは「0」を返す
⚫︎ リストの要素の追加や削除、上書きを行った場合、sizeメソッドはリストの操作の反映後の要素のカウント数を返す
関連記事
リスト(List)に要素を追加するaddメソッドについてはこちらをご参考ください。
リスト(List)の要素数を削除するremoveメソッドについてはこちらをご参考ください。
リスト(List)の要素数を上書きするsetメソッドについてはこちらをご参考ください。
ST
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